【スマホで顕微鏡観察!】苺(イチゴ)の不思議、その正体とは?

【スマホで顕微鏡観察!】苺(イチゴ)の不思議、その正体とは?

苺

子どもが大好きな果物の代表格、苺(いちご)。
今回は、このイチゴの不思議について取り上げたいと思います。

・苺の赤い部分が果実?

・苺の表面のつぶつぶが種?

・苺は果物?

実はそれは「学術的には」全部間違いです。
本題に入る前に、まずはミクロハンターレンズをスマホに取り付けて苺を顕微鏡観察してみましょう!

 

 

苺の不思議①:苺の赤い部分は「果実」ではない!?

苺

苺の赤くて美味しい部分、あれは「果実」でも「果肉」でもありません。
実はあれは「花托(かたく)」と言われるものです。

 【花托とは?】
花弁や雌しべ、雄しべなどを支えている部分で、花床とも呼ばれる。

 苺のように花托が膨らんで実のようになったものを「偽実(ぎか)」と言います。偽果を作るのは苺の他に、リンゴやナシなどがあります。

 

苺の不思議②:苺のぶつぶつは種じゃない!?

苺の種

イチゴの表面には小さな白いぶつぶつが無数にあります。一般的には、これらを苺の種だと思われがちですが、これらは種ではありません!

驚きですよね。では、これらのぶつぶつの正体は一体何なのでしょうか?

苺の種
(参照:動画より。microhunter X30 で観察しています)

結論を言ってしまうと、苺のぶつぶつの正体は、一つ一つが種子を含む小さな「果実」なのです。正確には、「痩果(そうか)」という果実の一種です。

 【痩果とは?】
果実の一種。小形で皮は固く、中に入っている種は1個だけ。一見すると種に見える。痩果を持つ植物の例:キク、タンポポ、キンポウゲなど

 

苺の特異な構造

多くの果物は種子を包み込む果実から成りますが、苺は他の多くの果物とは異なります。

複数の果実が集まってまるで一つの果実のように見える構造となっています。このようなものを「集合果」と呼んだりもします。

集合果は、一つの花から複数の果実を形成します。

 

実は苺は果物じゃない?

今まで記事の中で果物という言葉を使っていましたが、一般的に果物という扱いを受けているから。知る人知る事実、「植物学的」には苺は果物ではありません。

植物学的には苺は、「野菜」です。

2回も「植物学的」と強調したのは流通現場によって、「果物」「野菜」の定義が異なるからです。

違う言い方をすると、「果物」「野菜」の一般的な定義は決まっていません。笑

 ちなみに植物学の世界では果物の定義は「花が咲いた後にできた果実で実の中に種があること」というものだそうです。それ以外部分(根、葉、茎など)を野菜と呼んでいます。

 

まとめ

苺の赤い部分は果実ではなく「花托」で、表面のぶつぶつは種ではなく種子を含む「痩果」という種類の果実。苺は複数の痩果が集まった「集合果」という特殊な構造をもつ植物です。

 

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