ミクロワールドコンテスト2026 結果発表!
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ミクロワールドコンテスト2026
結果発表!
身近な世界に隠れていた
「神秘・感動・驚き」
2026年夏に開催した「ミクロワールドコンテスト2026」。
今回のテーマは、
「ミクロ世界のワクワクで感じた
神秘、感動、驚き。」
身近なものを顕微鏡で観察し、そこで見つけた驚きや発見、感じたことを、 写真や動画とともにご応募いただくコンテストです。
ご応募くださった皆さま、本当にありがとうございました!
今回は、たくさんの作品の中から、
を選ばせていただきました。
どの作品にも、「こんな世界が身近にあったんだ!」と思わせてくれる発見があり、 選考する側としても楽しませていただきました。
※入賞者の2名様には既にご連絡いたしました。ご返信お待ちしております。
使う顕微鏡は自由。
それぞれの方法で楽しむミクロの世界
手軽に持ち運べるモバイル顕微鏡から、本格的な顕微鏡、 さらには自作の顕微鏡まで、本当にさまざまな機材を使ってご応募いただきました。
ミクロの世界を楽しむために、必ずしも高価で本格的な設備が必要なわけではありません。
気になったものを少し拡大してみる。
いつも見ているものを違う角度から眺めてみる。
そこから、
「こんな形だったんだ」
「なぜこんな動きをするんだろう?」
「もっと詳しく見てみたい」
という好奇心が生まれていきます。
実際、今回も生き物の行動観察から、身近な日用品、食べ物の構造まで、 まったく異なる観察対象の作品が集まりました。
それでは、入賞・入選作品をご紹介します。
「エビの脱皮殻」
撮影:Nao_Shrimp様
エビの脱皮殻を観察した作品です。
一見すると、ただの抜け殻。
ところが顕微鏡で観察してみると、その内部ではさまざまな微生物が動いています。
特に興味深いのが、 脱皮殻の内部で動く小さな微生物です。
動画を見ると様々な微生物が見受けられますが、中でも脱皮殻の内部で動く丸い微生物がとても興味深いです。
彼らは脱皮直後の脱皮殻の内側に大量に存在し、時間が経つと去っていきます。
つまり、外から来たのではなく、エビの中、あるいは脱皮殻と新しい殻の隙間に常在し、脱皮と共に脱ぎ捨てられているのです。
美しく、奇妙な世界です。
「脱皮殻の中にも世界がある」。
そんな驚きを感じさせてくれる観察です。
時間の経過とともに微生物がいなくなっていくところまで観察されているのも、 とても興味深いポイントでした。
「プラナリア排泄シーン」
撮影:あり様
毎日プラナリアを観察していたからこそ出会えた、貴重な瞬間です。
「いつもと少し雰囲気が違う」。
そんな小さな変化に気付き、そのまま撮影を続けていたところ、 偶然にも排泄する瞬間を観察することができたそうです。
プラナリアを毎日観察していたら、いつもと雰囲気が違うことに気づいて、 しばらく撮影していたら排泄をしました。
食べる場所と同じところから排泄することを知らなかったので とてもびっくりして、感動しました。
ミクロ観察の面白さは、「何か珍しいものを探すこと」だけではありません。
同じ生き物を繰り返し観察していると、 ある日突然、これまで知らなかった行動に出会うことがあります。
日々の観察そのものが発見につながった、印象的な作品でした。
「アリ&アブラムシ」
撮影:峯元博樹様
家庭菜園のピーマンをきっかけに生まれた観察作品です。
プランターにたくさんのアリがいることに気付き、 よく見るとそこにはアブラムシが。
普段ならそのまま見過ごしてしまいそうな出来事を、 「観察してみよう」と思ったことで、身近な生き物たちの世界が見えてきました。
ピーマンをプランター育てていますが、 蟻が沢山いたのでよく見るとアブラムシが湧いていたので観察しました。
「何かいるな」という小さな気付きから観察が始まる。
まさに、今回のコンテストのテーマにぴったりの作品です。
「海ほたる」
撮影:古谷由果理様
砂浜で採集したウミホタルを、その場でモバイル顕微鏡 「ミエル1ミリ」を使って観察した作品です。
海辺で採集し、その場で観察して、そのまま海へ返す。
持ち運べる顕微鏡だからこそできる、 フィールド観察ならではの作品でもあります。
砂浜でウミホタルを採集して、その場で観察し、海に返してあげたいと思い、 ミエル1ミリというモバイル顕微鏡で観察しました。
酵素反応で青く発光する様子が観察できました。
発光前後での体内の変化を観察してみたいとおもいました。
青く光るウミホタルを見るだけでも神秘的ですが、
「発光する前と後では、体の中で何が変わっているのだろう?」
と、さらに次の疑問が生まれているところも、 ミクロ観察の楽しさをよく表しています。
「化粧用スポンジパフ」
撮影:Naan様

今回の応募作品の中でも、ひときわユニークだったのがこちら。
観察対象は、毎日の生活の中にある 化粧用スポンジパフです。
しかも使用したのは、Naan様が自作された 試料走査型レーザー顕微鏡。
通常の反射輝度だけでなく、対象物の高さまで測定できるという 本格的な観察です。
化粧用スポンジパフを、自作の試料走査型レーザー顕微鏡で観察しました。
この顕微鏡は、反射輝度に加えて対象物の高さを測定することができます。
パフ表面には球状の凹凸が見られ、 粉末と油の混合物であるファンデーションを保持する構造になっていることがわかります。
普段何気なく使っている化粧用スポンジも、 拡大して立体的な構造を見ることで、
「なぜファンデーションを保持できるのか」
という機能まで見えてきます。
生き物だけでなく、人工物の構造を観察するのも 顕微鏡の大きな楽しみの一つです。
「コーヒー豆」
撮影:Tom様

毎朝のコーヒーが、少し違って見えてくる。
そんな発見を届けてくれた作品です。
観察したのは、焙煎したコーヒー豆の断面。
拡大してみると、細胞壁の周辺に虹色に輝く粒がびっしりと見えています。
焙煎した豆の断面。細胞壁に、虹色の油の粒がびっしり。
挽いた瞬間に香りが立つのは、この粒が壊れるからなのか。
毎朝の一杯が違って見えました。
身近な食べ物を顕微鏡で観察すると、
「なぜ香るのだろう?」
「なぜこの食感になるのだろう?」
といった、普段は考えなかった疑問が生まれます。
観察したことで、いつものコーヒーの見え方まで変わった。
とても素敵な「ミクロの発見」でした。
ご応募ありがとうございました!
今回の「ミクロワールドコンテスト2026」では、 生き物、植物、海の生物、日用品、食べ物まで、 さまざまな作品をご応募いただきました。
コンテストでは、身近なものを顕微鏡で観察し、 そこから生まれた「発見」「驚き」「感動」を共有していただくことを 大切にしていました。
専門的な知識は必要なく、写真・動画のどちらでも応募できる内容として開催しました。
そして今回改めて感じたのは、
スマートフォンと小さな顕微鏡で気軽に観察する人もいれば、 据え置き型の顕微鏡でじっくり観察する人もいる。
そして、自分で顕微鏡そのものを作ってしまう人もいる。
使う道具や観察方法が違っていても、
「もっと見てみたい」
「これは何だろう?」
という好奇心から始まることは同じです。
今回の作品を見て、 「自分も何か見てみたい」 と思っていただけたら、とてもうれしく思います。
身の回りには、まだまだ肉眼では見えていない世界がたくさんあります。
ぜひ皆さんも、気になったものを顕微鏡でのぞいてみてください。
ご応募いただいた皆さま、
本当にありがとうございました!
















