岩手中学校・岩手高等学校でミクロハンターを活用いただきました【無償提供先からの活動報告その2】
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中学1年生の理科で「食塩の結晶」を観察
2026年1月に実施した、教育機関・団体向けのミクロハンター無償提供キャンペーン。
このたび、提供先のひとつである岩手中学校・岩手高等学校より、授業での活用報告をお寄せいただきました。
(岩手中学校・岩手高等学校は今年100周年を迎えたそうです。おめでとうございます!)

今回ミクロハンターをご活用いただいたのは、中学1年生の理科「水溶液」に関する授業です。
食塩水をろ過したあとの液にも食塩が含まれていることを確かめる実験で、実際に残った食塩の結晶をミクロハンターで観察していただきました。
水を蒸発させて、残った食塩を観察
授業では、食塩水をろ過したあとの液をスライドガラスに少量取り、1日放置。
水分が蒸発したあとに残った白い粉を、ミクロハンターを使って拡大観察しました。
肉眼でも食塩の角ばった形をある程度確認することはできますが、拡大することで、食塩らしい結晶の形をよりはっきりと確かめることができたそうです。
結晶が見えた瞬間、生徒から「おぉ~」の声

最初はピント調節に少し手間取る場面もあったそうですが、画面に結晶の形が見えてくると、生徒の皆さんからは**「おぉ~」という声が上がった**とのこと。
肉眼で見えていた白い粉をさらに拡大してみることで、その形を改めて確かめることができました。
普段目にしている食塩も、拡大して観察すると違った姿が見えてきます。
こうした「実際に自分の目で確かめる」体験が、授業内容への興味や理解につながっていけば、私たちもうれしく思います。
「観察の準備が手軽」というメリット
先生からは、実際に授業で使用して感じたミクロハンターのメリットについても、詳しいご感想をいただきました。
まず挙げていただいたのが、観察を始めるまでの準備や、使用後の片付けが手軽なことです。
一般的な顕微鏡を使用する場合、保管庫から取り出し、ケースから出して各部を調整し、使用後にはプレパラートを洗浄して片付けるなど、観察の前後にも一定の時間が必要になります。
一方、今回のような観察では、ミクロハンターをタブレット端末に取り付けて使用し、観察後はレンズを取り外すというシンプルな流れで使用できます。
生徒の皆さんがセッティングに慣れることで、「少しだけ拡大して確かめてみたい」という場面でも、授業時間を大きく圧迫せずに観察を取り入れられるのではないかというご感想をいただきました。
班のみんなで「同じもの」を見られる
もうひとつ評価いただいたのが、タブレット端末に取り付けることで、班のメンバーが同じ画面を一緒に見られることです。
一般的な顕微鏡では、一人ずつ接眼レンズをのぞいて観察するため、
「ピントが合っているのか分からない」
「どこを見ればいいのか分からない」
といった状況になり、観察が途中で止まってしまう生徒が出ることもあるそうです。
タブレットの画面を複数人で見ながら観察することで、班員同士で「ここに見えている」「これが観察したいものではないか」と確認し合うことができます。
複数人の目で同じものを見ることで、目的の観察対象を見つけやすくなることも期待できるとのことでした。
一人ひとりが使う場合にも「比較しやすい」
複数のミクロハンターを用意して、一人ひとりが観察する場合にもメリットを感じていただきました。
スマートフォンやタブレットの画面に観察像が表示されるため、周囲の生徒の画面と比較しやすく、
「自分は正しいものを観察できているのか」
を確認しやすくなります。
また、画面が外から見えるため、先生側からも生徒が何を観察しているのか把握しやすく、その場で助言しやすいというメリットがあります。
従来の顕微鏡でも接眼部にカメラを取り付けてタブレットなどへ映像を表示する方法がありますが、ミクロハンターについては、比較的導入しやすく、収納スペースも小さいため、複数台を用意しやすい点にも魅力を感じていただけたとのことです。
「ちょっと観察してみよう」を、もっと身近に
今回のご報告から特に印象的だったのは、本格的な顕微鏡観察だけではなく、授業の中で**「少し拡大して確かめてみよう」**という使い方にも可能性を感じていただけたことです。
理科の授業では、教科書の写真を見るだけではなく、実際のものを自分たちで観察することで初めて気付けることがたくさんあります。
その一方で、観察の準備や片付けに時間がかかることで、限られた授業時間の中では顕微鏡を使いづらい場面もあるかもしれません。
そんなときに、スマートフォンやタブレットと組み合わせて気軽に観察できるミクロハンターが、「実際に見て確かめる」機会を少しでも増やす道具になればと考えています。
おわりに
岩手中学校・岩手高等学校の皆さま、このたびは授業でミクロハンターをご活用いただき、また詳しい活動報告をお寄せいただき、誠にありがとうございました。
実際の教育現場だからこそ分かる具体的な使用感や課題についてもお聞かせいただき、私たちにとっても大変貴重な機会となりました。
ミクロハンターではこれからも、ミクロの世界をより身近にし、子どもたちの「見てみたい」「確かめてみたい」という好奇心につながる取り組みを続けていきたいと思います。
















